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* - - Scenes - - * 2006年12月11日
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    2006

12.11

« 母のくびすじ。 »

前回のゴタゴタから、実家に寄るのを避けていた私・・・

父がお酒をやめて約2週間経った、と聞いた。

びっくりした。

祖父がお酒をやめたのは、ちょうど60歳。
還暦を期にぱたっと辞め、それからは健康食品オタクになった。
(・・・そのおかげか?96歳の今も健在です)

父は今、63歳。
ついでに減量も始めたとのこと。
何があったんだろう・・・。

そんなこともあって、久しぶりに顔を出してみた。
プライドがないのか、やはり人恋しいのか・・・。



父は、少々調子が上向きのようだった。
鬱もだいぶ良い、と上機嫌で話していた。

母は・・・なんだか丸くなったと思う。
私に対して、というのか・・・周囲に対して。

そうすると、少しずつ警戒心が解けてくる・・・

いつものパターンだと、ここで天地をひっくり
がえすような・・・たった今笑顔だった父が
別人のようにこちらを罵りまくり、胸をえぐられる
想いを味わう、というのが「日常」なのだけれど何かが違う。

前回のことなど何事も無かったかのように
(このあたりは酒害家庭の法則でもありますが)
あれやこれやと食べ物を勧める母の襟元に目がいった。

・・・私が、自分自身で唯一認めている「良い部分」は
母から受け継いだ頑丈な肌。

今月あたまに還暦を迎えた母は、皺らしい皺もなく
つやのある肌をし、外出時にはきっちりお化粧をしていた。

・・・私の頭の中では。

その首筋の、老人のようなしなびた一部分に釘付けになった。

先月は、こんな皺なかったんじゃないか?



急に怖くなった。

このまま、一度も完全に理解しあうことなく・・・
突然置いていかれるのではないだろうか?

それより何より、栄養士でもある母親は食べ物に
使うお金は惜しまなかった。(母は標準体型です)
食べ物が生活の基盤だから、と常に言っていて、
食費は高めだったように思う。

帰り際、特売だったのだと言って持たされた
食材・・・48円、98円、、、
これまで、「特売」に買うことなどない人だった。
食べ物に関しては。

ああ、何で今まで気づかなかったのだろう。
・・・気づいてはいても、深く考えていなかったように
思う。(それは気づいていないのと同じだ)

確かに、普通のサラリーマン家庭よりは少しだけ
裕福かもしれない。

でも、成人したわたしがこの半年間、アパートで
生計を立てるのに・・・喰って、寝て、排出して、
気分転換という名目でたまに布なぞ買ったするために、
たったの半年で100万円近くの負担をかけていたのだ。

今更何を?と自分でも情けなくなるけれど
本当に具体的な計算をしたことがなかった。
実に都合よく抹消していたのだ。

単純に、10数万×6ヶ月で計算すれば
すぐに出る金額なのに・・・
家賃と、弁護士に支払う金額と・・・
生活保護だけは辞めてくれ、と言われたのを
恥ずかしげもなく盾にして。
この年齢になって・・・。

勿論少しずつ返していく約束ではあるが、
還暦を迎えた両親に掛けていた金銭的な重圧を
今更ながら改めて噛み締めた。

二度と無収入になることは辞めよう。。。
少々空きが出来ても、最低限の収入は確保しよう。

どんな手段でも、、、
月の請求額が、過食費やら家賃光熱費を含めて
50万円を超える月だって何とかやってきたのだ。
(実質減っていなかったとしても・・・8年目に
 こうして挫折する結果になってしまったと
 しても・・・)

それにくらべたら、1/3のハードル。

「○○してはいけない」ということをこの半年間
極力自分に課さないようにしてきた。

でも、もう余力は蓄えた。そう思う。

このまま両親にお金を返せないまま終わりたくない。

確かにひどい思いも沢山沢山味わった。

考えることを避けるために、無意識に天井の空気孔と
床の目地を数え続けて過ごした中学時代。
喰って吐いて、手を洗いまくって・・・

でも、もうやり尽くしたのではないだろうか。

大きな夢を叶えたいとか、そんな気持ちはないけれど
迷惑を掛けない人間になりたい・・・

ただひとつだけ・・・
年老いた両親を苦しめるのはもう嫌だ。

ここが区切り、なのかもしれない。

母の皺は、虐待された過去の記憶すら色褪せた
下らないものに変えてしまいそうな衝撃だった。



寒い寒い帰り道。

今日はイベント要員だったために、外(コンビニ)の
トイレを使わなくてはいけなかった。。。
ドアノブが触れなくてウロウロして・・・
結局時間がせまって、仕方なく触ってしまったあと、
強力なエタノール入りの除菌ウェットティッシュで
何度も何度も拭き取った手が荒れて痛かった。

でも、それよりココロのほうが痛い。。。
今更だけれど、そうおもった。

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