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* - - Scenes - - * * 摂食障害からの脱出@私の場合 -- 2 *
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    2006

10.29

« * 摂食障害からの脱出@私の場合 -- 2 * »

【 自己イメージの歪み 】

ネットのあちこちで見つけた体験談や摂食障害の本を
読んだりして、自分なりにここから脱出する第一歩は
強制排出行為(抵抗のあるかたご免なさい。下剤乱用や
嘔吐のことです)を辞めることだ・・・そう思いました。

きっかけになったのは、ある朝いつものように過食で
ボロボロに疲れきった体を引きずるようにしてベッドから
出ると、キッチンの床に「歯形のついた生の大根」が
ゴトッと丸ごと一本落ちていたことでした。。。
情けなくて恥ずかしくて、その場に力なく崩れました。

「このままでは、本当に動物以下になってしまう」



これは医師や臨床心理士に指示されたわけではなく、
ある日突然「やめよう」と決意したことです。
ここの先生方の方針は、決して「ダメ」とは言いません。
ただ、一般的に見るとこうよ、という見方は教えて
くれます。答え、とかゴール、とかそういうのは

「はっきりいってない」

(それもそうですが(;・∀・) ので、それについても
あまり話しません。ただ、ひとつだけ約束して下さいます。

「ここだけはあなたの味方だから。どんな状態になっても
 見捨てたりすることはないから。」

その言葉どおり、ここまで、そしてこれからもきっと
支えて貰えると思っています。。。有難いですね



話が逸れましたが、私は体重の変化に伴って自己イメージが
大きく変わったことに最近気づきました。

良いほうに、とかそういうことではなくて、
どれだけ歪んでいるか。矯正の必要があるか。
このことに気づいた、ということです。

摂食障害にかかった患者は、拒食だろうと過食だろうと私も含めて
やせた自分」にターゲット・・・終着点を絞ります。

。。。でも、仮にそれで痩せた体を手に入れて、本当に満足
した方はどのぐらいいらっしゃるでしょうか?

痩せたことで、本来の問題が解決し、幸せを感じる。

これは、喜ばしいことですがおそらくその方は摂食障害では
ないのでしょう。。。

かなり長くなりますが、続きの部分に私なりにこの5年間で
たどり着いた答え・・・これを書いてみたいと思います。
あくまでいち患者の出した答えです。
ご参考になるかどうかわかりませんが、もしよろしければ
「こーいうモノの見方もある」という程度ではありますが
続きからどうぞ。。。(*^-^*)
自分の決めたとおり、私は過食が止まらないうちに
強制排出行為を突然やめました。

勿論、最初のうちは「胃にモノが入っている」という
感覚に鳥肌が立ち、怖くて怖くて泣きながら部屋中を
歩き回ったり(少し消費できるのではないかと思って)
自分への嫌悪感と、このままいったら自分は300キロを超えて
部屋からはみ出すのではないか??(←書いてみると
実に極端な考えではありますが、本気でそう思っていました)

そうして泣いては、過食のみを繰り返し、日一日と
お気に入りだった洋服が入らなくなっていく恐怖を
じりじりと味わっていました。

この頃「過食が止まらなかった」と書きましたが、
実際にどのぐらい食べていたのか下記に当時の日記から
転記してみます。「1日分」とか「1食分」ではなくて
1回分」です。
これを日に5セットぐらい摂取していました。

★ とある日のご飯 ★
ペペロンチーノスパゲティ×1
豚塩カルビ弁当×1
炒飯×1
おにぎり×4個
お好み焼きパン×1
焼きそば&玉子パン×1
ミルキーフランスパン×1
玉子とツナのサンドイッチ×1
食パン×1斤(6枚切り全部)
マカロニサラダ×1
からあげ棒×3本
牛肉串焼き×2本
ポテトチップ×3袋
ポップコーン×1袋
チョコフレーク×1袋
みかんゼリー×1個
シュークリーム×5個
いちごのソフトクリーム×2個
烏龍茶2リットル(これは必須アイテム)

・・・書いていて腰が抜けそうですが、事実これだけの
量がおなかに入ってしまうのです。喉まで詰まっていても、です。

当然これだけ摂取しているのですから、体重は瞬く間に
上昇していきます。・・・ところが、ここでとても不思議な
ことが起こります。

私は、美容体重から標準体重の間をウロウロしているときには
「私ってなんてデブなんだろう。。。」
という気持ちがいつも拭えませんでした。

洋服を買いに行って、自分ではとても大きめにイメージして
いるので、必ず一番大きなサイズ(42)を手にとって
試着し、ぶかぶかでもこれがぴったりだと認識してしまいます。

店員さんが「あなたは38で大丈夫ですよ」と言って持ってきて
くれるのですが、ひどく太って見えてしまい、結局は
その中間のサイズ40を買ったりしていました。



ところが吐く行為をやめて体重がどんどん上昇し、
過去最高の90キロをマークすると、以前ほど「太っている」
という感じがしなくなってきたのです。。。

前よりも、堂々と外を歩けます。
(といっても、私はもともと自分の容姿を外で見るのが
嫌で、運転以外のときには裸眼@0.1未満で歩いていますが)
・・・これは一体どうして???
さすがに可笑しいと思い、先生に相談してみました。

返ってきた言葉は
「あなたは、太ることで今自分を守っているのよ。」

・・・・・・・?????

【 肉すなわちシェルター!? 】

なんのことですか?と訊ねました。

あなたは、今すべてを「本当に太っている」ことの
せいに出来る逃げ道を造ることが出来たから。

「痩せたらきっといい恋愛が出来るのに」
「痩せたらきっとまた生き生きと生活できるのに」
「痩せたら、痩せたら、痩せたらまた・・・」

でも、実際にあなたは痩せているときにも
「太っている」という間違った認識で逃げ道を
探していた。けれと、本当は太っていないことを
頭の片隅ではちゃんと認識していたから、
「逃げ道」が架空のものであることも解っていた。

そして今、「この太っている自分は本当の私ではない」と
思っているでしょう?安心するでしょう?

だから、今はまだ痩せる必要はありません。
大丈夫、300キロになることもなければ、部屋から
はみ出すこともありません。



今、私の体重はゆるやかに下降を続けています。
もちろん、それまでの間にパニックに陥って絶食したり
リバウンドしたり・・・50キロから90キロの間を
往復したりしましたが、今は「痩せて無防備になること」
に恐怖は感じません。

「太っても痩せても、結局私は私なんだ」
「そのまんまでいいんだ」

ということがやっと理解出来るようになってきたからです。

太ること、痩せること。これらを鎧にして、自分が目を
そらしていた本当の問題点。自尊心の低さ。
愛情への飢え。。。これらの問題をすり替えていたこと。

本題に目を向けることがやっと出来るようになったからです。

本題に目を向けることよりも、体重をコントロール
(痩せる、太る)することのほうが簡単。


無意識にそう思っていたのかもしれません。



また、脳内にある「食欲中枢」と「性欲中枢」(私自身、
後者の言葉には抵抗があるのですが・・・同じように不快に
感じる方がいらしたらごめんなさい<(_ _)>)

この二つの中枢神経は非常に近い位置にあり、どちらかが
満たされない場合、もう一方を代用する、という説も
あるそうです。

後者の言葉には、単に異性間の行為を指すだけではなく
「誰かに愛されている」という実感が感じられない
場合(私は誰にも愛されない、愛されるハズがない、
という思い)も含まれます。

・・・と、文章を要約するチカラがないので(w
ここまで長くなってしまいました。
もし読んで下さった方がいらっしゃいましたら、
本当にありがとうございます、お疲れ様でした<(_ _)>

まだまだ私も回復途中です。
自分を愛するということ、これは本当に難しいことです。

でも、一般的に見て「痩せていて、好きな洋服が似合って
お洒落が楽しい♪」ということは男女問わず、純粋に
とても素敵で健康的で好ましいことだと思います^^

どんなに頑張って拒食したり、過食嘔吐したりして
痩せた体を手に入れたとしても、もし本来の問題を
回避するためにこれらの行為を行っているのだとしたら
おそらく痩せても心が完全に満たされることは
ないと思うのです。。。

言いたいことがうまくお伝え出来たかどうか自信は
ありませんが、摂食障害は必ず治る病気だということ・・・
もしどなたか一人にでも伝わればとても嬉しいです。。。
私もがんばります。同じ悩みを抱えていらっしゃる方、
一緒に頑張りましょう(^ー^*)ノ

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