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    2006

11.04

« 「愛情」って何? »

「愛」
カウンセリングを受けた中で何度も出てきたこの言葉。

過食をする人は、愛を食べ物にすり替えて大量摂取し
愛に対する飢えを癒していること。

拒食する人は、過剰な愛情(その人個人の境界線を超えて
進入してくる受け入れ難い歪んだ愛情も含む)を拒絶する
ために食べ物を遮断することで生きることすら拒むこと。

・・・心理学的には、そんな深層心理もあるそうです。
入院してくる患者さんの深刻度は、明らかに拒食患者のほうが
ひどく、入院して数日で亡くなってしまうケースも多いそうです。

今まで、摂食障害で亡くなるケースとして認識していたのは

・「嘔吐連発によるカリウム不足→心停止」

(実際に、私も1日10回以上排出行為をしていた時期には、
カリウム不足でトイレで失神して前歯を便器に殴打して
欠けさせてしまったこともありました)

・「栄養失調による衰弱死」

この2点ぐらいだったのですが、重篤な拒食に陥った患者さんは
血液中の血小板が急激に増加し(血小板とは、転んで血が出た
時などに出血を止める働きをするもの)結果的に体内の血液が
凝固してしまい、死に至る
ケースもあるそうです。



個人的には、正直どちらが重症、とか一般的にいわれる
水準に関してはよくわかりません

拒食する人が愛情に飢えていないのかと言ったら、決して
そうではないし、むしろ逆。。。

本来得たい「真の愛情」ではない「歪んだ愛情」を
拒絶している・・・真の愛情を命がけ(拒食)で欲している
という点から見ると、やはり過食のみの人よりも
拒食メインの人や過食していても完全に排出行為を行う
人のほうが病理的には深刻、というのは頷けるように思います。



私の通っている心療内科でも、同じ病気の方に何人か遭遇
したことがあります。

私がまだ医師に過食嘔吐を打ち明ける前・・・
必死に標準体重を保っていた頃。

身長がすらりと高く(おそらく170センチ以上)、
美しい顔立ちの女性と待合室で遭遇しました。
頬骨が浮き出て、細く長いそのGパンの「お尻」は
全くありませんでした。多分30キロあるかないか
ぐらいだったと思います。。。

全身が服の中で泳いでいて、とても誇らしげに機敏に
動く骨のような彼女を、私は「とても美しい」と感じました。

そして、同時にこの人にはかなわない・・・そう思いました。
私の抱えている悩みなんて、この人の半分にも値しない
のだろう・・・。だって、私は彼女より身長が低いのに
(163センチ)体重は47キロもある。。。←当時です。

私はむしろその頃、「何処が悪いの?」と思われる患者に
なること・・・「ちょこっと頑張りすぎちゃって、過呼吸
起こしただけのノーテンキなOLで、本当は心療内科に通う
必要なんてあまりない」。。。これをモットー?に
診察室でも医師の笑いを取るネタを考え、辛気臭い雰囲気の
待合室にはそぐわない、お気に入りのブランドで店員さんを
つかまえて買い捲った質の良いお洋服に身を包み、
下塗りから上塗りwまで隙のないメイクをし・・・

そのくせ、本当は誰か気づいて、先生見抜いて・・・
心の奥底で叫んでいた私は、一目で病気だと解る彼女を
とても羨ましく、憧れにも似た気持ちで見ていました。


えらそうなことを沢山過去記事に書いていますが、
本当は未だに拭えない本心も頭をよぎります。

私は、排出していても45キロ以下になったことがないので
30キロ台の方のブログを読むと、自分はこんな軽い症状
なのに、8年も抜け出せずにいる・・・

そして、心の何処かで(ご本人がとてもそのことで苦しんで
いることはとてもよく解っているつもりなのですが)
30キロ台の体重をとても羨ましく思う自分がいます。
私は、その体重になるまで苦しみを表現出来なかった。

逆に、治療の過程で自滅するかのようにお給料全額と
サラ金にまで走って過食を繰り返し、90キロまで上昇した
ことのある自分を恥ずかしい、自制心がない・・・
・・・馬鹿げていますが、そんな感情を抱くことが
あるのも事実です。



また何を書いているのか解らなくなりましたが(;´Д`)

ここまでして求めている「愛」って
 一体何なんでしょうか?

両親・・・ここはもう、諦める段階に掛かったので
これは違うように思います。

異性。。。。
正直よくわかりません。
過去の記憶から、男性とのスキンシップが苦痛なのは
今も昔も変わりません。ただ、そう見えないように
「恋愛ドラマ」等をみて「正しい愛情表現方法」(?)
を真似し、抱きしめられたら自分も同じように返して
あげなくてはいけない、腕を回されたら(本当は頭が
真っ白になるぐらい恐怖を感じていても)嬉しい顔を
しなくてはいけない、、、

(下世話な話で申し訳ないのですが、冗談で振られる
 下ネタもお酒の席などではある程度我慢しますが、
 本当は大嫌いです・・・)

でも、本当に想ってくれる相手は皆見抜いてしまいます。
恐怖に感じている、ということではなくて
「本気で応じていない」ということを、です。

皆、最後は同じような言葉を残していきます。
「冷たくて、何を考えているのか全くわからなくなって
 一緒にいるのに一人でいるよりも淋しかった」

・・・おかしな話ですが、おそらく同年代の女性よりも
早いスパンで次から次へといろいろな男性と恋?のような
ものに落ちてきたように思います。
でも、誰一人として傷つけずに済ませることが
出来ませんでした。。。打ち明けることが出来ませんでした。

正しい愛情表現って・・・
どうしたらいいんですか?(w
30歳を過ぎた人の発言とは思えませんけれど・・・w
多分一生わからないような気もします。

そんなことを教えてくれる学校・・・
もしあれば、どんな難関だとしても必死で勉強して
通いたい気持ちです・・・ε- (´ー`*)


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comments

摂食障害と愛情の問題・・・
難しいですよね。
十人十色かもしれませんし。

私は、始めは拒食症、そしてその反動で過食症になりました。
私の場合は、拒食症時代の方が、愛情に飢えていた気がします。
過食症の今も、愛情に飢えていないわけではありませんが、拒食症の時ほどではありません。
愛情をある程度得ることができたから、拒食症から抜け出したのか、
それとも、過食しているから愛情への飢えを感じないのか・・・
自分でも良くわかりません。
どちらかというと、後者のような気もしますが。
食べ物を愛情にすりかえている気がします。

私個人の経験でした(笑)

なつこ:2006/11/05(日) 13:17:40 | URL | [編集]

いらっしゃいませv-266
コメントありがとうございます^^

なるほど・・・
詳しい体験談、ありがとうございます。
実は、私の変な癖?で、何事も他人と比べて
基準?みたいなものを知りたがるところが
ありまして・・・(;´Д`)

過食の人と、拒食の人・・・
結局のところ、何が違うのだろう??
ずっと疑問に思っていたんです。
(本当は自分が拒食になりたかったから・・・だと思います;)

それが知りたいが為に、OA
(OverEaters Anonymous)・・・摂食障害患者の
自助グループ?こちらへの参加を考えたことも
あります。

ただどうしても・・・この記事にも書きましたが
自分の何処かに未だ「痩せている人が勝ち」という
凝り固まった思考が残っていて、
参加する勇気がないままここまで来てしまいました。

両方経験されたなつこさんの体験が
聞けたこと、とても為になりました!

・・・結局、過食は「生きること」(食べること)を
自分に許しているのですものね。
なんとなく、頭の中で符号が合ってきた
気がします。。。
(人それぞれ、だと頭では解っているつもりなのですが、
ずっと気になっていて)
ありがとうございます。
また遊びに来てくださいね♪

tearose:2006/11/05(日) 17:53:16 | URL | [編集]

拒食も過食も経験したことのない
オレみたいなおっさんが書いていいのかどうか...
オレからみれば「拒食」は死の方向へ
「過食」は生の方向へ向かってるんじゃないのかなーと
tearoseさんの記事となつこさんのコメントを拝見して
漠然とですがそう感じました。
個人的思考では「拒食」はやはり「死」に直結するもの。
その理由の根幹に「愛情」への飢えというものが
存在しているんだということを初めて知りました。

カーペンターズのカレンが拒食症で亡くなった時、思ったんですが
兄リチャードに偏った両親の愛情に、私だって愛されたいんだ!という
彼女の思い...そんな感じなのかな?

とりあえず友として言いたい。

ひとりで悩むな、と。

ちゃんと見てるんだから ^ ^

P.S

コートとかスゲー。
そっち方面でも食えるんじゃないすか?

謎のおっさん:2006/11/05(日) 18:20:06 | URL | [編集]

ふふ、私からみたらオサーンではないのであえて兄さんで・・・v

コメントいつもありがとうございます<(_ _)>
過食や拒食等、一般的にはあまり良いイメージのない
話題・・・甘えているのではないか等(本人達もそう
思われている気がして一層自分を責めてしまうのですが)
そういう話題に、この病気ではない方が普通に
コメント下さること、私はとっても嬉しいです^^

カレンの死は、摂食障害を一挙に世間に知らしめた
出来事で・・・本当に辛かったのだろうなと
思っていました。おそらく、おっしゃるとおり
彼女には「拒食すること」で訴えること・・・
自分が愛情に飢えているのだということを
伝える手段がなかったのではないかな・・・。
そんなふうに思います。

人はどんな形でも(私はこの”形”が明確に言うと何なのか?
理屈っぽいのでここから解明しようと思ったり
していたのですがw)愛情なしでは生きて
いけないのだと思います。。。

誰かに愛されているから自分を愛することが出来て、
自分を愛しているから誰かに愛を与えることが
出来る・・・

でも、実際にそれを実現することがどれほど難しいことか・・・
摂食障害の患者さんたち、私も含めてですが
そこに直面することを食べ物にすり替えて
表現する。。。のかな?

・・・確かに、いつも死にたいと思っていたけれど
私は食べながら(過食)生きてきました。
自分をそうやって守ってきた。。。

でも、拒食する患者さんはむしろ死の危険に
自分をさらしているのですものね。

・・・なんとなく、お二人のコメントで少しだけ
糸がほぐれてきた気がします。。。

こうして、偏狭で細々と綴っているブログを
見てくれる友達がいること。
ありがとう。本当にそう思ってます。
いつか私も・・・友達に何か与えることの
出来る人になりたい。
生きたいと思います。。。
本当にありがとう(*^-^)

>コート
おっ!うれしいな♪
でも写真はうそつきです(謎

いえません。

右ポッケの上のボタンが裏地まで貫通してるけど
気にしてないとか・・・
左ポッケの位置間違えて、第二関節までしか
入りませんとか・・・

縫って表に返すとき、工具箱から
引っ張り出したマイナスドライバー
使ってますとか・・・(モウヤメトケw

tearose:2006/11/05(日) 20:53:00 | URL | [編集]

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