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    2006

10.20

« 自分の境界線。 »

先日ご報告したとおり、採用は決まったのですが
担当者が忙しくてつかまらない人なので、いつから
出勤するのかまだ連絡が来ません。。。

そんな他愛もないモヤモヤを誰かに聞いてもらうことは、
あまりにも稚拙すぎて、口に出すには年齢を重ねすぎた
こと。。。重々承知しています。

20代前半の、友人の大半が独身だった頃ならば
お互いに「ちょっと聞いてよ~」的な電話も
気軽に出来たものですが、30代ともなればそれぞれの
生活を守ることで皆精一杯ですよね^^

私はそんなとき、ただただ無気力になって眠り続けます。
電話を待つにはそれが一番の近道で、誰に迷惑をかけることもなく、
また「無」の状態を保ち、自分の境界線からはみ出すことなく
逆に誰かに踏み込まれることもなく、平静でいられるからです。


私の育った家庭は、前回書いたとおり酒害家庭であり
私自身がACOAで嗜癖患者、父の配偶者である母は共依存症です。

私は、自分の境界線を守る術を知りません。
母にとっては、「誰かのために何かすること=自分の価値」
なので(典型的な共依存者の思考ですね)自分が好意の
つもりでしたことが、思い通りの評価を得られなかった時
一方的に爆発します。



今現在、情けないお話ですが病気で働けなくなった私は
6月から金銭的な援助を受けています。

このことには本当に感謝しておりますし、一日も早く
社会人に戻り、自活出来るようにと出来るだけバランスを
崩さないように心がけているのですが・・・

例えば、ご飯を食べに来なさい、と声を掛けて貰ったとします。
(実際によくあることです)

本当は、母自身が愚痴をこぼしたいのだ・・・ということは
解っているのですが、聞くのも私の役目かな。。。と思いつつ
(また金銭援助を受けているという負い目もあるので)
重い腰を上げて実家へ向かうのですが、席につくやいなや、
目の前の席にずっと座って私の箸の上げ下げ、一挙一動
見逃さず、且つ一方的に延々と愚痴をこぼします

次第にのどが通らなくなり、「少し別の話題にしない?」と
持ちかけてみるのですが、そうすると一挙に頭に血が上って
机を叩き、「あんたが聞きたいっていうからしゃべったんじゃない!」
(・・・言ってないのですが。ι(´Д`υ))

。。。その後は、荒々しい足音をたて、大きな物音を
たてながら食器をがちゃがちゃと片付け、「本当に
あなたと会話するのは疲れる!」と言い捨てて二階へ
上がっていきます。。。orz



普段は、なるべく気を使っていつも隙なく完璧に家事を
こなす母(その分、他人の隙や妥協は一切許さないのですが;)
を褒め、料理の味に感嘆し、愚痴に同調し、、、

求められている役目をきちんと果たすようにしているのですが
実家の玄関を出て、自宅に帰り着く頃にはぐったりと
疲れ果ててしまいます。

根本的に、私の性質は父とよく似ています。
素面(お酒や薬を使わない時)でいるときは、
声を荒げることは殆どありませんし、じっと黙って
一人の世界に浸り、疲れを癒したいほうです。

ところが、完璧主義で他人にもそれを求める母は
足音、ドアを閉める音、掃除をする音(ガンガンと
大きな音をたて、君たちが休日でやすんでいても
私は働いているのだ!という表現)・・・。

行動や気性が、私たちとは全く正反対です。
他の家族の「境界線」について理解することは皆無です。

昔は、その激しさに暴力(私に対してのみ)が加わって
いたのですが、さすがに還暦を迎える年齢にさしかかった
こともあって殴られることはなくなりました。

外から見ると、年齢の割りに背がすらっと高く、
彫りの深い目鼻立ちときりっとした態度に、
「上品で綺麗なお母さんだね、全然似てないねw」
とよく言われます( ;´・ω・`)

そんなこともあってか?小さい頃からあまり「母」との
つながりを感じたことがありません。

なんと表現したらいいのかわかりませんが、
悲しいことですが「使用する言語が違います。」という
言葉が最も相応しいように思います。
お互いに、どれほど話を詰めても詰めても、理解しあう
ことが出来ないのです。。。

私と父が良く似ている、ということは、父と母も言語が違う・・・
ということです。

根気よく、矛盾点を解りやすく説明し、こうして欲しいのだ、
ということをカウンセリングを受け始めてから何度か試みて
みたのですが、母自身の痛い点にさしかかると一方的に感情を
爆発させ、会話を拒絶して立ち去ってしまいます。

「親をあきらめること」

私がこの数年、カウンセリングを受けて過去の封印していた
出来事を掘り返し、苦しんでもがいても途中で辞めなかった理由。

それは、諦めたくなかったからです。

一度も(多分、生まれてからずっと・・・)貰ったことのない言葉。

「ありがとう」

「ごめんね、私の間違いだったよ」

「頑張ったね」

「本当は嫌いじゃないんだよ」

ただこれだけの、普通の言葉。
ずっと欲しかった言葉。

【 あきらめること。】

悲しいけれど、これが現実なのだということを
ようやく受け入れつつあります。
ここに執着する自分を卒業出来たら、また一歩
歩き出せる・・・それが事実のようです。

自分と他人は違う人間なのだということ。

当たり前のことですが、嗜癖患者と暮らす人たちは
このことすら理解できなくなってしまいます。

きっと、私自身もまだ治療段階なのでおそらく
パートナーをそうしてしまう可能性が高いのでしょう。

他人の境界に踏み込むということ。

これは、時として「善意」という皮をかぶった鋭利な凶器に
変わってしまうこと。。。

誰かを傷つける前に気づけた自分は、幸運だったのだと思います。

今日もそんな些細なことではありますが、すっかり
生気を失った抜け殻な私です(´m`)クスッ

一日も早く、就業日が決まりますように・・・。
少なくとも金銭面だけでも、対等な人間に戻れますように・・・。

小さなちいさな、
 ガラスのとんぼ玉でもいいから
 「だいじょうぶ」のおなじないをこめた
   おまもりがほしい・・・。

また理性がふっとぶ前に。
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